市販されている新品のハードディスクは白紙の状態で、それをフォーマットすることによって管理システムが組み込まれるようにできています。
しかし、市販されている新品のハードディスクも完全に白紙の状態ではありません。
読み書きのための最低限の準備として「物理フォーマット」という処理がしてあります。
通常、物理フォーマットはメーカーが出荷前に行うことのため、パソコンを使用するにあたって、ユーザーが意識することはありません。
さて、ハードディスクでトラブルが起き、ハードディスクを復元する必要があるとします。
ファイルシステムのレベルで起きたトラブルであれば、フォーマットを行えば、復元できます。
しかし、場合によっては、物理フォーマットのレベルでトラブルが起きることもあります。
そのような時は、Windowsからフォーマットを行っても復元できません。
そうなると、物理フォーマットをやり直さなくてはならなくなるのです。
読み書きエラーの原因はたくさんあるので、必ず復元できるとはいえません。
しかし、物理フォーマットを行ったらハードディスクが復元した、という実例はあります。
もちろん、ハードディスクを物理フォーマットすることでハードディスクを復元できる場合もありますが、中に入っているデータは完全に消えてしまいます。
ハードディスクにトラブルが発生したので復元したいという時であっても、中のデータは必要ということであれば、物理フォーマットを行うのはお勧めできないということになりますね。